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アルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド&ニコ』(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)

The Velvet Underground and Nico / The Velvet Underground (1976)

 うちの小1の息子が最近wiiのマリオカートにはまっています。お馴染みのマリオたちがカートに乗ってレースをするゲームで、様々なアイテムを使ってライバルを妨害することができます。ノコノコの甲羅をぶつけたり、バナナの皮を置いて踏んだカートをスリップさせたり、ボムで爆破させたりと。さすがの任天堂、取っつき易さもゲームバランスも毎度ながら素晴らしく、普段はゲームをしない妻まで巻き込んでハマっているのであります。
 先日のある日のこと、息子が、バナナ食べていい?と聞いてきたので、そんなに好きじゃなかったはずなのに何故?と思いながら、OKの返事をしました。後で聞いたら、バナナの皮を床に置いて、踏んづけたら本当に滑るのか試してみていたとのこと!本当に滑って転んじゃったんだよ!とのご報告。。床が汚れるじゃなかとか、靴下洗わないとだとか思ったのですが、その知的好奇心に感心して叱ることはできませんでした。

 そんな訳で、バナナ繋がりでヴェルヴェッツ。安直。半年遅れのルー・リード追悼の意も込めて。
 アンディ・ウォーホルのファクトリーで知り合ったニコをフューチャーしたこのデビュー作は、やはり何度聴いても名盤。後に発表する「White Light/White Heat」も、ノイズロックの礎的な名曲"Sister Ray"が異常なかっこよさですが、アルバムとしての完成度はこのデビュー盤には敵わない。
 気怠さに満ちたTr1."Sunday Morning"から、疾走感あるTr2."I'm Waiting For the Man"に続き、ニコの歌声に惹きこまれるTr3."Femme Fatale"、今年の新曲と言われれも違和感ないくらいに時代を感じさせないインディー/オルタナロック的名曲Tr4."Venus In Furs"、以降も捨て曲一切無し。
 1967年というビートルズ真っ盛りだった時代なのに、既にオルタナ感全開。気怠く湿った歌声のニコの参加によって、奇跡的なバランスで産み出された名盤です。

[The Velvet Underground and Nico]




[Tr4."Venus In Furs"]
[Tr7."Heroin"]

 ついでにウォーホル繋がりで、今晩の夕食のスープとして、キャンベル・スープ缶のクラムチャウダー。このミネストローネはあまり好きでないんだけど、クラムチャウダー美味しいよね。
 鍋に缶の中身入れたら、後はその空き缶1杯分の牛乳をいれながら加熱するだけで、5分くらいで3人前出来てしまうお手軽さも魅力。最初に鍋でベーコンなどを軽く炒めて混ぜ合わせても美味しいですよ。 
[ Campbell's クラムチャウダー ]


 冒頭でうちの子がはまってると書いたマリオカートwii。妻も私もハマってしまって、隠しキャラ/隠しカートともにコンプしてしまった。むかしスーファミのマリオカートやってた時のウキウキが蘇ってしまったのでした。
 もうすぐWiiUで新作のマリオカート8も発売されるけど、wii版も今やっても十分に楽しい!リモコン傾けでカーブできる操作は爽快でした!マリオカート8もamazonで安く予約できますよ~。

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